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BabyFootの歴史


BabyFoot B60本体

誕生には諸説ありますが、英国で1800年代後半に始まったという説が有力です。もともとはスポーツ選手のリハビリ(動体視力や勝負勘)や気分転換の為などに発明されたという説があり、元シトロエンの技師が最初の商品を作ったという資料が残っています。当初はヨーロッパを中心に一般的なゲームとして広がり始め、アメリカへは第二次大戦中ドイツに駐留していた兵士が台を本国に持ち帰った事がきっかけとなり広がっていったとされています。

1970年代に賞金総額100万ドルを懸けた大会が開催されるようになり急速にアメリカ全土に浸透していきました。世界各国でも同様に大会が行われるようになり、各国独自で開催されていた大会やルールを取りまとめるため国際的な団体(国際テーブルサッカー連盟/ITSF)が発足しました。現在では、ITSF主催で毎年1回、世界のトッププレイヤーを決めるワールドチャンピオンシップ。4年に1度、国を代表して競うワールドカップが開催されています。


【世界の動向】

イベント風景

設置イメージ

現在、国際テーブルサッカー連盟(International Table Soccer Federation = ITSF)は競技ルール統一、台や道具の認定、競技の普及を行っております。
また、オリンピックの競技認定を目指しIOCへの働きかけを始めとして各国と協力して活動しています。
2009年現在日本も含め57カ国が加盟し、年に1度ITSFワールドチャンピオンシップス(ITSF World Championships)、ITSFワールドカップ(ITSF World Cup)を開催しています。

ドイツ、アメリカ、チェコ、フランス、オランダがナショナルランキング(2009年)の上位です。
テクニックのヨーロッパ、スピードのアメリカという傾向が長年プレイスタイルの特徴としてありましたがITSFワールドチャンピオンシップスやITSFワールドカップなどの国際大会が行われるようなり現在では世界を制するためにスタイルが混在してきています。
男子世界チャンピオンのフレデリック・コールニョン選手(ベルギー)は、2004年のITSF世界大会開催以来トップの座に君臨し続けています。また、ライアン・ムーア選手(アメリカ)は若干20歳の選手で、ジュニア(18歳以下)の時からずば抜けた実力を持っていました。

【日本の動向】

オリジナル製作例

イベント風景

日本では1999年に前身である日本フーズボール倶楽部(Japan Foosball Club =JFC)を発足し、2004年1月に国際テーブルサッカー連盟(International Table Soccer Federation = ITSF)に正式な日本代表協会として認定を受けました。 同年9月、日本テーブルサッカー協会(Japan Table Soccer Federation = JTSF)として組織変更し、2009年1月には特定非営利活動法人(NPO法人)として設立し、現在に至ります。

2008年から「あそび文化」「スポーツ文化」「福祉文化」の3つを柱として活動しています。
「あそび文化」ではJリーグチームの横浜F・マリノスやジュビロ磐田をはじめ、毎月行っている東京おもちゃ美術館の体験会、横浜青年会議所が主催するマナーキッズスポーツ教室にも参加しています。
「スポーツ文化」ではJTSFツアーとして、年6〜7回の大会(関西オープン・東北オープン・関東オープン・西東京オープン・東海オープン・ジャパンオープン・東東京オープン)を開催しており、ITSFルールに則した大会となっております。
「福祉文化」では神奈川県立こども医療センター内肢体不自由児施設での体験会をはじめ、各施設での各種イベントの開催、共催、協力などを行っております。